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ギャンブル依存症対策推進フォーラム

11月28日(土)東京で開催された「ギャンブル依存症対策推進フォーラム」のお手伝いに、群馬の仲間と参加してまいりました。

元関脇の 貴闘力さんの体験談からはじまり、

1回目のシンポジウムでは、依存症の専門家である

筑波大学医学医療系社会精神保健学 准教授 森田 展彰先生 北里大学ギャンブル依存症専門外来 講 師 蒲生 裕司先生 成瀬クリニック院長 佐藤 拓 先生方のお話を伺いました。

関脇にまでもなられた貴闘力さんでさえ、イコール「どんなに意志の強い人でさえ」

依存症になってしまうことがあります。

依存症は、本人の意志の問題では無く、

脳や脳の分泌物の違いによって、かかってしまう事がある、といったお話を伺いました。

2回目のシンポジウムは、「依存症対策を推進するには」という題で、

   自由民主党 衆議院議員 柴山 昌彦 先生    維 新 の党 衆議院議員 初鹿 明博 先生    無 所 属 参議院議員 薬師寺 みちよ先生

   ファシリテーター 宇佐美典也氏  が様々なご意見をくださいました。

ギャンブル依存症への啓発活動の必要性や、青少年への予防策、

正しい情報や共有が必要であること等をお話してくださいました。

そして、カンサイ建装代表取締役 草刈健太郎氏 からは、

職親プロジェクト(刑務所や少年院を出た人に仕事や住まいを提供し親代わりとなるプロジェクト)

のお話で、ギャンブル依存症で罪を犯した人の職親のお話を伺いました。

会場は満席で熱気あふれるフォーラムとなりました。

日本のギャンブル依存症対策は、世界的にもかなり遅れていると言われています。

「ギャンブル依存症」が疾患であり、回復方法があることを。

家族の方々が一人で悩まずに、自助グループ等へつながることが大事であることを。

依存症者の本人にも、もちろん自助グループや回復施設があることを。

1人でも多くの方々に知っていただきたい。

そして、回復施設の数が足りず、経営的にも苦しい事や、

回復過程での、ご家族の経済状況が厳しい事を知っていただき、

抜本的な対策を作っていただけるよう。

これからも、ギャンブル依存症問題を考える会では、

総合的な対策を立ててもらえるように、

署名活動やフォーラムなどを行う予定とのことであり、

微力ながら群馬からも声をあげて行きたいと思っております。


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